トリガーポイント

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三角筋のトリガーポイントにより肩周囲に痛みが生じる

三角筋は肩関節を覆う表層の筋になります。この三角筋のトリガーポイントが形成されると、肩周囲に痛みを生じるようになります。 トリガーポイントは基本的に離れた場所に痛みを引き起こすものですが、この三角筋の場合は、三角筋上に痛みを引き起こすことが特徴的です。
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肩甲下筋のトリガーポイントにより肩が挙がらなくなったり肩の後ろが痛くなる

肩甲下筋にトリガーポイントが形成されると、肩の挙上制限や肩後部の痛みを引き起こします。肩甲下筋そのものは、肩甲骨の前面に広く存在しています。肩甲骨の前面といっても、肩甲骨自体が生体の背部に存在するため実際には肩甲骨と胸郭(肋骨)の間に存在しているといった感じになります。肩甲下筋も棘上筋や棘下筋と同様にローテーターカフのうちの一つであり肩関節の安定化に寄与しています。
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棘下筋のトリガーポイントは肩関節周囲炎と関連している

棘下筋は肩甲骨の下側に位置しています。棘下筋は「縁の下の力持ち」的な役割を果たしており、棘上筋と共に上腕骨を関節窩に引き寄せる働きをしています。棘上筋自体のトリガーポイントが形成されることによる症状は主に上肢に波及していくことから肩関節周囲炎の症状や上腕二頭筋腱炎の症状と診断されることがあります。
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棘上筋のトリガーポイントは肩関節周囲炎と関連している可能性がある

棘上筋は片のインナーマッスルとして機能しており、肩の安定化に寄与しています。この棘上筋にトリガーポイントが形成されると、肩外側の痛みや肘まで痛みが波及します。また肩の安定化に寄与する筋であることから、トリガーポイントが形成され筋機能不全を引き起こされると肩の運動時に轢音が生じる原因になることもあります。「肩がしっかりはまっていない感じ」などの訴えがある場合、棘上筋にトリガーポイントが形成されている可能性があります。
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斜角筋のトリガーポイントは肩関節周囲炎の症状と類似し胸郭出口症候群を助長する

斜角筋は頸部に存在する筋であり、前中後の3つの斜角筋に分けられます。 胸鎖乳突筋の後方から、走行の順番で前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋の3つに分けられており、主に呼吸補助筋としての機能があります。この斜角筋ですが、トリガーポイントが形成されると腕や背中など広範囲に痛みを引き起こします。
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後頭下筋群のトリガーポイントは片頭痛と関連している

後頭下筋群は、頸椎と後頭骨を繋ぐ筋群になります。デスクワークが習慣化している人や猫背の姿勢を取っている方は今回紹介する後頭下筋群が短縮しています。このように後頭下筋群が常に短縮し凝り固まってしまうと、トリガーポイントが形成され、中々治らない頭痛などの諸症状を引き起こしてしまうことになります。
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肩甲挙筋のトリガーポイントは肩甲骨の内側の痛みと関連し悪化すると振り向けなくなる

肩甲挙筋は、肩甲骨と頸椎の間に存在し、左右にそれぞれ配置されています。主な作用としては、肩甲骨の挙上になります。この肩甲挙筋ですが、上位交差性症候群で顎が前方に突き出た姿勢では機能異常を引き起こしやすくなります。トリガーポイントが形成されることで頸部の痛みだけでなく、肩甲骨の内側付近まで痛みを送ります。この肩甲骨内側の痛みが訴えとして比較的多く、肩甲挙筋が問題であると判断されずに長年痛みに悩まされることもあります。
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僧帽筋のトリガーポイントについて~肩こりから頭痛などの症状と関連~

今回は、「僧帽筋」のトリガーポイントについて紹介していきます。僧帽筋は上背部に位置し、主に肩の動きを司っているが、頭痛や首の痛みの主な原因となっています。また、多くの方が肩こりの際に訴える場所が僧帽筋になります。 そんな僧帽筋のトリガーポイントについてまとめていきます。
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胸鎖乳突筋のトリガーポイントは頭痛やめまいを引き起こす可能性がある

胸鎖乳突筋のトリガーポイントが形成されると、放散痛だけでなくめまいや頭痛などといった一見関係なさそうな症状も引き起こすことで有名です。何をやっても治らない頭痛や誘因もなくめまいが生じるなどの場合は、胸鎖乳突筋のトリガーポイントをチェックしてみることをお勧めします。
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線維筋痛症とトリガーポイントの関係性と治療効果について

人は生きていくうえで必ず「痛み」というものを経験するものです。そんな「痛み」ですが近年世間でも取り上げられるようになってきています。最近でいえば元フジテレビの八木亜希子アナウンサーが発症した線維筋痛症のニュースがありますね。今回はこのような慢性的な疼痛に対して治療効果を挙げるトリガーポイントと線維筋痛症の関係性とトリガーポイントの治療効果について検討していきました。
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