リフレクソロジーは主に足裏を刺激していく治療法になります。
たまにテレビなどで芸能人が施術を受けたりしていますね。
足裏は反射区と呼ばれるゾーンが存在しそれを刺激することで対象となる臓器にも刺激が入るというものになります。
要するに足裏を刺激すれば内臓にも働きかけれるってことです。
「胃もたれなど消化器系の不調を持っている人」や「最近二日酔いになりやすくなった」などの不調を訴える人にはリフレクソロジーはおススメの治療法になります。
1.リフレクソロジーとは?
リフレクソロジーとは、”リフレックス(反射)”と”ロジー(学問)”をつなげた「反射学」のことを言います。
リフレクソロジーでは、「足裏には人の全身が縮図のように投影されている」という考え方があり、その足裏にある全身の縮図を「反射区」と呼んでいます。
この「反射区」を刺激することで、人間が持っている「自然治癒力」を最大限に引き出すことを目的としています。
ちなみに、日本でリフレクソロジーといえば、台湾式リフレクソロジーと英国式リフレクソロジーが有名です。
足裏にある反射区をくまなく刺激して、全身の臓器や器官に間接的に働きかけることで、
不調の改善や美容効果が期待できます。
また、リフレクソロジーを行うことで深い睡眠を促せたり、ストレスや疲労が溜まったときなどに行うことでリフレッシュできるなど、リフレクソロジーは心身の健康増進に関わってきます。
2.リフレクソロジーの歴史
リフレクソロジーが確立されたのは、まだ最近のことです。
しかし、手足を揉む様子が紀元前2300年頃のものと言われるエジプト古墳壁画に描かれています。
ただ、足裏療法を確率した第一人者はウィリアム・ヘンリー・ホープ・フィッツジェラルド博士であり、その後の研究メンバーであったユーナス・インガムにより「足の反射療法」が確立されています。
その後、ユーナス・インガムの教えを受け、ハンネ・マルカートは一緒に足の反射療法を
広める活動を行っています。
インガムが亡くなった翌年の1975年には「足の反射療法」を出版しています。
※ウィリアム・ヘンリー・ホープ・フィッツジェネラルド博士はアメリカ出身の耳鼻咽喉科医です。治療の際、患者が痛みに耐えるときの手足に起きる行動から、「体の先端に圧をかけることで、他の器官への局部麻酔効果が期待できるのではないか?」と考え研究を行っていました。1915年に医学専門書エブリボディーズ・マガジンに「爪先を圧迫して歯の痛みを止める」という記事を発表し、1917年には「家庭においてのゾーンセラピーと痛みの緩和」という本を出版し全身が10のゾーンで分けられ、それぞれの部分が互いに対応し影響し合っている」という理論を発表しています。
3.リフレクソロジーの効果
リフレクソロジーの効果は多岐にわたります。
上記でも説明したように、
□身体の不調の改善
□美容効果
□健康増進
といった大きく分けて3つの効果が挙げられます。
以下に詳細な効果を挙げます。
・冷え性
・むくみ
・不眠
・アレルギー症状
・自律神経系の問題
・内臓系の問題
など・・・
リフレクソロジーは血行促進や老廃物の排出を促すため、身体の冷え、むくみ、凝りなど身体の表面化した部分への効果が感じられます。
その他、不眠の改善や新陳代謝が活発になるなど、ストレスの軽減や自然治癒力や免疫力が高まり、内臓機能を活性化させるため、太りづらい身体づくりや、病気になりにくい身体づくりなど、健康維持・増進にも役立ちます。
4.リフレクソロジーの対象
次はリフレクソロジーの対象です。
□冷え性の方
□足がむくむ
□足がだるくなる
□長時間立ってられない
□内臓系に不調を感じる場合(胃もたれや便秘、消化不良など・・・)
□いつもイライラしている(頭で考えすぎている)
などの症状がある場合はリフレクソロジーがおススメです!
5.リフレクソロジーの反射区一覧
リフレクソロジーの反射区は”足裏・足の甲”に存在しており、各臓器に対応しています。
気になる内臓の不調があれば数日間、継続して刺激してみると変化がみられる可能性があります。
反射区の一覧はこちらの記事にまとめています。
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6.まとめ
今回は、リフレクソロジーのさわりの部分をまとめていきました。
今回の内容を見るだけでも、リフレクソロジーは現代の問題に対してドストレートにアプローチ出来る手技であると思いっています。
リフレクソロジーはストレスなどにしっかり対応できる治療法であります。
もしも、
□仕事上でストレスを感じすぎている人
□内臓系に不調を感じるようになった(消化不良・排泄機能が低下した・代謝機能が低下したなど・・・)
などの兆候を感じている場合は近くでリフレクソロジーを受けれるサロンを探して受けてみるのが今後の健康を維持するために有効な一つの手段かもしれませんよ。
それでは今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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