なぜ身体がだるくなる!?夏バテの原因の一つ「クーラー病」についての対処法5選

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どうも。

kabosuです。

 

いきなりですが、今年の夏が暑いですね、、、。

暑い…蒸し暑い…寝苦しい…イライラする…など、エアコンが欠かせなくなる季節となっていますね。

自宅、職場、学校、デパートなど室内に入ればどこでもエアコンが効いてるこの季節。

 

エアコンを使うことによる快適さに伴ってやってくるのが”身体のだるさ”ですよね。

 

エアコンをつける事がわるいのではなく、エアコンの使い方が悪いから、そのだるさはやってくるのです。

 

今回はその身体のだるさを作る原因となるクーラー病について、その予防方や改善のヒントになるような内容も併せてまとめていきたいと思います。

 

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1.クーラー病(冷房病)とは?

まず初めに、クーラー病は俗称であり病名はありません。

なのでイメージしやすいようにつけられた名前みたいなものになります。

 

原因としては、

一般的に冷房による室温低下と室外との温度差に対して身体が順応できずに現れる「不適応症候群」の一つといわれています。

要するに自律神経の異常によって生じるものと言えます。

 

私たちの体は、体温が上がると毛細血管を広げ、放熱しやすくし、汗をかいて体温を下げようとします。

だから夏のクソ暑い中でも生活が可能になるわけですね。

 

しかし、冷房の効いた室内に入れると急に温度が変わるわけですよね。

そうなると体温調節をするために拡張していた血管は驚いて熱の放出を抑えるために血管を収縮させていきます。

 

このように自律神経の働きによって環境の変化に身体は対応しているわけです。

 

上記の反応が正常な身体機能というか自律神経機能になるわけですが、

例えば、これが高頻度に続くとどうでしょうか?、またこの気温の差(クーラーの効いた部屋と真夏の外)がありすぎたらどうでしょうか?

 

確実に自律神経系への負担は増大しますよね?

 

このようにクーラーの使用によって

体内の熱が逃げすぎてしまい、逆に「冷え」すぎたり、

外出先との激しい温度差によって自律神経のバランスが崩れてしまう

といった問題が生じてしまいます。

 

自律神経は体温調節や発汗などのコントロールをしていますので、バランスが崩れると「冷え」に対しての抵抗力が弱くなってしまいます。

 

足腰の冷え、だるさ、肩こり、頭痛、食欲不振、神経痛、下痢、不眠など・・・「冷え」によって起こる様々な症状が冷房病と言われるものです。

 

 

2.クーラー病(冷房病)の主な症状

 

●身体は暑いのに手足が冷えている

●肩こり、腰痛

●頭痛

●食欲不振、下痢

●むくみ

●不眠、めまい

 

3.クーラー病(冷房病)の原因

 

冒頭に述べたように、クーラー病の原因は

一般的に冷房による室温低下と室外との温度差に対して身体が順応できずに現れる「不適応症候群」の一つといわれています。

要するに自律神経の異常によって生じるものと言えます。

 

つまり、クーラー病の原因は

単に身体が冷えたことによるものではなく、自律神経によって支配されている体温調節がうまくできなくなることにあるのです。

※”冷え”ているから自律神経系の異常をきたしていることもあります。

 

4.夏バテを起こさないためのクーラー病に対する対処法5選(身体面・環境面)

 

クーラー病を回避する方法をいくつか挙げていきます。

主に、身体面・環境面の2つに分けて挙げていきます。

 

1)身体面の対処法

①入浴が大事!

 

「夏は暑いからシャワーでいいか!」

と思っていませんか?

 

ダメです。

 

よっぽど光熱費を支払うお金に困っていない限り、

出来る限りお風呂につかることをおススメします。

 

 

なぜなら?

お風呂につかると、下半身がしっかり温まるからです。

他にも、自律神経系にもいい影響を及ぼします。

 

下半身が温まると何がいいかですが、

東洋医学的には、

「頭寒足熱」といって

頭が冷えて、足が温かい状態がいい状態であると言われています。

頭で考えすぎず冷静に判断できる人を言います。

 

逆に「頭熱足寒」といって

頭が熱を持ち、足が冷たい状態は身体に不調をきたしやすい状態であると言われています。

”頭に血が昇っている”とか”地に足がついていない”とか”頭でっかちな人”は

「頭熱足寒」と同義になります。

 

クーラーの部屋にいると冷えやすくなり、

「頭熱足寒」の状態に陥りやすくなります。

 

 

話を戻しますが、

入浴をすると

下半身への血流量が増大します。(というより全身の循環が良くなる)

 

当然、温度が高すぎると逆効果になりかねませんので注意が必要です。

 

基本的には自分が暑いと思うか思わないかくらいの温度で心臓までお湯につからない程度に入浴するのがおススメです。

だから巷でも半身浴だったりが流行っているのでしょうね。

※肩まで浸かると心臓への負担が増大するため長時間の入浴に向きません。長く入るなら半身浴程度がおススメです。

 

このように入浴を毎日行うだけでも、

クーラー病を防げる可能性があるということです。

 

あ、あと入浴することで発汗しますよね。

それも自律神経系にいい影響を及ぼしますから(体温調節機能の改善)やはり入浴は大事ですね!

 

②しっかり運動を取り入れる

自律神経の正常化を考えるのであれば、”運動”はぜひとも取り入れてほしい、いや取り入れるべきものになります。

具体的には、

”有酸素運動”です。

筋トレも併せて行う方が効果的ではあります。

 

筋肉量の違いで”冷え”も違いが出てくるし、

下肢への血流量も筋肉量で変わってきます。

 

筋トレを合わせて行う場合は、

下半身の筋トレをお勧めします。

下半身の筋肉は一つ一つが上半身の筋肉に比べ大きいため、

熱の発生率も変わってきます。

 

③食事も意識しよう

マクロビオティックの考え方では、”陰と陽”の理論があります。

食べ物に関しても”陰と陽”があるとされており、

”陰”は身体を冷やす働きがある

”陽”は身体を温める働きがある

と言われています。

 

簡単に言うと、”食べ物の陰と陽”の関係は、

●陰性の食べ物は上に向かって伸び、身体を冷やす作用がある

●陽性の食べ物は地中に向かって伸び、身体を温める作用がある

このように考えられています。

 

つまり食事のバランスも大事ですが、

一般的に身体にいいとされている食べ物でも、今の自身の状態にマッチングしているのか?

も考えていく必要があると思います。

 

例えば、今回のクーラー病について考えてみましょう。

先程からクーラー病には”身体(下半身)を温めよう”という内容で説明しています。

この場合、身体を温めるには、根菜類など基本的に地中に埋まっているものが最適になります。(身体を冷やす場合は葉物など)

なので、”ごぼう”や”ニンジン”などがおススメになります。

 

ただ、夏の暑い時期だけを見て考えれば、身体を冷やす必要があります。

この場合は、

葉菜など地中から出て上に向かって伸びている野菜や果物を摂取するのがおススメです。

 

クーラー病などで身体の内部が冷えているようであれば根菜類などを意識して摂取するようにし、

単純に真夏のクソ暑い中、外で頑張って働いた身体には身体を冷やす葉菜などの摂取をおススメします。

 

以下に食べ物と陰と陽の関係性をまとめます。

食事を考える際の参考にして頂ければと思います。

①環境:

寒い土地でよく育つものは陽性、暑い土地でよく育つものは陰性

②上昇性・下降性:

植物の中では、背が低いものが陽性、背が高く成長するものが陰性

野菜の中では、根菜の方が陽性、葉菜の方が陰性

③形色

穀類や野菜などの形は、丸いほうが陽性、細長いほうが陰性

④大きさ

野菜などの大きさは、小さいほうが陽性、大きいほうが陰性

⑤堅さ(水分量)

水分の少ないものは陽性、多いものは陰性

⑥味

苦いもの・塩辛いものは陽性、甘味の強い・酸っぱい・辛いものは陰性

⑦成分

ナトリウムが多いほうが陽性 ⇒ 塩分の多い食品などにナトリウムは多い

カリウムが多いほうが陰性 ⇒ 果物はカリウムが多い

 

 

2)環境面に関する対処法

①外気との温度差を意識する

クーラーの設定温度を低くしすぎない

設定温度は26~27℃で!!

 

温度差がありすぎると自律神経の異常をきたしやすいと言われています。

なので、

外の気温が35℃を超えるなら室内のクーラーの設定温度を27℃以上にするなど、出来るだけ外の気温との温度差を広げないようにします。

□外の気温が28~30℃でクーラーの設定を27℃にする

□外の気温が35℃以上でクーラーの設定を27℃にする

この2パターンで考えないといけないのが、外の気温の差ですね。

 

意外と皆さんクーラーの設定温度は気にしていないと思いますが、

外の気温が30℃の時と35℃の時でクーラーの設定温度が27℃にしているときの感じ方は全然違うと思います。

圧倒的に外の気温が35℃以上の時に、クーラー27℃の部屋に入ったほうが涼しいと感じると思います。

このように外気を意識して室内の設定温度を調節しないと温度差に身体をやられてしまうはめになりますよ!

 

設定温度27℃が暑いと感じるのはいつもクーラーの効いた部屋にいるから。

と考えてみましょう。

※すべてがそうとは限りませんので無理は禁物です。

 

 

②長時間、クーラーの効いた部屋にいないこと

適度に外気に当たり自律神経の働きをうながします。

急激な温度差は自律神経にとって悪いが、常に変化がないのもNGです。

適度に交感神経・副交感神経のスイッチの切り替えを行うことが大事です。

 

 

5.まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

今回はクーラー病についてまとめていきました。

普段は専門的なことを中心に書いていますが、今回は日常にあることを少し専門的に書いていきました。

 

ありきたりなことばかりを書いていますが、

クーラー病に対する対応策としては運動や入浴、食事など基本的なものがベストな方法だと思います。

運動に関しては”何を””どのくらい”するかなんかが大事になりますが、、、

 

とにかく、

時代の流れで発展してきたものが原因で生じている身体の不具合は、

発展する前の生活を真似ていけば不具合は自然と治るものだと思います。

それを念頭に入れて少しだけ自分で調整してみると変化があらわれると思います!

 

それでは今回はこの辺で失礼します。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!!

 

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