自律神経を上手くコントロール出来ないとどうなる?

どうも。

kabosuです。

前回の記事で

「ストレス」

について書いていきました。

前回の記事はこちら

”ストレスで体臭が変わる!?~五行色体表を用いた診断法~”

そこで、今回はストレスと関係の深い

「自律神経」についてまとめていきたいと思います。

私自身、一時期、自律神経の治療法にドはまりしまして

何の症状でも自律神経の問題で解釈していました。

今は何が何でも自律神経の問題であるとは思いませんが、痛みなどの不定愁訴は自律神経と深い関係を持ちますので1つの要素として評価するようにしています。

このように、自律神経はリハビリ分野、特にペインリハで重要な存在になると思われます。

それではよろしくお願いします。

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1.自律神経とは?

自律神経は、以下のように記されています。

①内臓感覚と、嗅覚、味覚などの特殊感覚をもとに、平滑筋・心筋・分泌腺・さらに骨格筋の内でも鰓分節筋と反射効果を起こして内臓機能の調節に関与する。

②視床下部による内臓機能、体温、内分泌機能調節にも関与する。

両者とも、おのおの求心性神経、遠心性神経、および反射中枢から構成され、解剖学的には中枢神経と部分と末梢神経部分からなっている。

自律性遠心性神経のうち、胸髄と腰髄の側角から出るものを交感神経、脳幹の自律神経核と仙髄側角から出るものを副交感神経という。

シンプル生理学より引用

少し難しいですね。

専門用語が入ると本当に何を言っているかわかりにくくなりますね、、、

自律神経というとかなり範囲が広くなりますので、

今回はリハビリ的な視点でまとめます。(リハビリ的ではないかもしれませんが、、、)

この自律神経ですが、大きく2つの役割に分けられます。

1つ目は、「恒常性」です。

恒常性とは、ホメオスターシスの事で、身体の状態を一定に保つことを言います。

なので、自律神経は恒常性(身体の状態を一定に保つ)に寄与していると言えます。

具体的には、

「酸素・体温・ホルモン」の値

「消化・免疫」の状態

を保つ役割が自律神経にはあると言われており、不随意(無意識)にコントロールしています。

そして、2つ目は「協調性」になります。

協調性というと分かりにくいかもしれませんが、

イメージとしては、

「目的に応じて全身活動を一方向に向ける役割」

という感じです。

このように自律神経は全身のコントロールと微妙な調整を行っていることがわかります。

そして、この全身のコントロールと微妙な調整を

「交感神経」と「副交感神経」が行っています。

説明が後になってしまいましたが、

自律神経は

「交感神経」

「副交感神経」

の2種類にわけらます。

この両者が状況に応じてそれぞれ優位に働いたり働かなかったりしています。

分かりやすい例でいくと、

日中活動しているときは「交感神経」が優位に働く

夜間就寝するときは「副交感神経」が優位に働く

このようにわけられます。

上記のように

「交感神経」と「副交感神経」がそれぞれの状況で上手く切り替えが行われることで、全身のコントロールと微妙な調整が行われるわけです。

そして、この自律神経のバランスが崩れた状態を「自立神経失調症」ともいいます。

自律神経は全身のコントロールに関与しているわけですから、

この自律神経に異常が起こってしまったら、現れる症状なんて多岐にわたることが容易に想像できるかと思います。

だから出来るのであれば、「自律神経は正常に働いてほしい・・・」と思うわけです。

しかし、そう上手くいかないのが現状であり、

自律神経系に関する症状はリハビリを受けに来る患者さんにも多く見られます。

この自律神経の働きを正常から異常に変えてしまう原因として、

「ストレス」が挙げられます。

このストレスについての詳細は後ほど説明していきたいと思います。

では、次に交感神経・副交感神経についてまとめていきます。

2.交感神経が優位の場合・副交感神経が優位の場合

ここでは、交感神経と副交感神経の特徴などを書いていきます。

まずは一覧表をご参照ください。

※異化作用=分解作用、同化作用=合成作用

※唾液腺は細かく言うと、交感神経優位で粘っこい唾液に、副交感神経優位でサラサラした唾液になります。

上記を参考に交感神経と副交感神経のそれぞれの特徴を述べていきます。

①交感神経

まずは交感神経からですが、

交感神経が優位の場合を簡単にいうと

「喧嘩をしているとき」・「逃走するとき」

など危険から身を守る時に優位になります。

主に「活動」場面で発揮される神経ですね。

目は見開き、呼吸は荒くなり、心拍数が上がります。そして内臓の働きは抑制され、汗をかきやすくなります。

たしかに、喧嘩や何かから逃げているときに、

涙を流してよだれを流しながらおしっこ漏らしてたらちょっとヤバイ人になっちゃいますね、、、

【交感神経のポイント】

□身体を活性化させて活動性を高めてくれる

□内臓の働きは低下するため消化はすすまない(食直後の運動は避けるべき)

□栄養の取り込みが出来ない。むしろ栄養を使ってパワーを発揮するため身体から抜けていく(異化作用)

②副交感神経

そして、副交感神経ですが、

副交感神経が優位の場合は、

「リラックスしている状態」

となります。

主に「休息」場面で発揮される神経ですね。

心拍数は落ち着き、末梢の血管が拡張し全身に血流が流れます。そして内臓の働きが活発になり消化が進みます。

休息に関わる神経だけあって、心拍数も落ち着いて末梢血管も拡張するため全身に血液が行き渡りますね。

また、内臓の活動量も活発になるため栄養の取り込みが進みます。

【副交感神経のポイント】

□身体をリラックスさせ休息に導く(睡眠)

□内臓の働きが高まり消化が進む

□消化が進む過程で必要な栄養素が吸収されていく(同化作用)

3.自律神経のバランスとは?

さてさて、先程まで交感神経と副交感神経の特徴を述べてきましたが、

結局のところ、この両者がバランスよく機能してくれないと意味ないわけですよね。

じゃないと、

夜寝れないようになるし、逆に日中やる気が起きずにぼーっとしてしまいますよね。

よくこんな人よくいませんか?

□いつもイライラしている人

□いつも睡眠不足(寝つきが悪い)

□全くやる気が起きない人(いつもあくびばっかりしている人)

□喜怒哀楽がほぼない人

このような方々は解釈の仕方にもよりますが、自立神経系に異常がある可能性があります。

そして、上記の項目に当てはまる場合、

「やる時は中途半端で不完全燃焼になって、休むときはなかなかリラックスできない」

という悩みを感じることがあるのではないでしょうか?

だから、この交感神経と副交感神経のバランスが非常に大事になるわけです。

「やる時はしっかり集中して活動し、休むときはしっかり休める状態」

が理想です!!

次は、

4.自律神経の異常とはどういうもの?

に行く予定でしたが、記事内容が長くなるため2部制に切り替えます。

次の記事では、

□自律神経の異常とはどういうもの?

□自律神経を正常化させるためには?

の2項目を書いていきたいと思います。

それではこの記事はこの辺で終わります。

次回お楽しみください!

次の記事はこちらになります。

自律神経に影響を及ぼす”ストレス”と上手く付き合っていく3つ方法